ワット・ポー(臥佛寺)は、バンコクで最も歴史ある寺院の一つで、その名の通り巨大な臥仏像で知られています。1788年にラーマ1世によって建立され、タイの伝統文化と仏教の深い歴史を感じられる場所です。今回は、ワット・ポーの見どころやアクセス方法、注意点などを詳しくご紹介します。
1. ワット・ポーの歴史
ワット・ポーは、バンコク王朝の初代国王ラーマ1世によって建立されました。その後、ラーマ3世やラーマ4世によって改修が重ねられ、現在の姿になりました。寺院内にはタイ最大の臥仏像をはじめ、数多くの仏像や仏塔があり、「万仏寺」とも呼ばれています。2008年には、ユネスコの「世界の記憶」に登録され、その文化的価値が世界的に認められています。
2. 見どころ
巨大な臥仏像
- 全長46メートル、高さ15メートルの巨大な臥仏像は、ワット・ポーの最大の見どころです。
- 仏像の足の裏には、真珠母貝で作られた108の吉祥紋様が描かれており、細部まで精巧な造りです。
仏塔と庭園
- 寺院内には91基の仏塔があり、そのうち4基はラーマ1世からラーマ4世までの王を記念して建てられました。
- 緑豊かな庭園は、静かな瞑想や散策に最適です。
タイ伝統マッサージ
- ワット・ポーは、タイ伝統マッサージの発祥地としても知られています。
- 寺院内にはマッサージスクールがあり、本場のタイマッサージを体験できます。
3. 基本情報
住所:
2 Sanamchai Road, Phranakhon District, Bangkok
電話番号:
(66)2-225-9575
営業時間:
8:30~17:00
入場料:
100バーツ
4. アクセス方法
方法1:船を利用
- チャオプラヤ川エクスプレスの8番埠頭(Tha Tien)で下船します。
- 小さな市場を通り抜けると、ワット・ポーに到着します。
方法2:MRTを利用
- MRTフアランポン駅(Hua Lamphong)の3番出口から徒歩約15分。
方法3:バスを利用
- 市内バス1、75、8、12番でアクセス可能です。
5. 注意点
- 靴を脱ぐ:
- 寺院内に入る際は、靴を脱ぐ必要があります。タイ人と外国人で靴を置く場所が分かれているので、案内に従いましょう。
- 服装規定:
- 寺院は神聖な場所であるため、露出の多い服装は避けましょう。肩や膝を覆う服装が望ましいです。
- マナーを守る:
- 仏像や寺院内での大声や不適切な行動は控え、地元の文化や習慣を尊重しましょう。
まとめ
ワット・ポーは、バンコクで最も歴史と文化を感じられる寺院の一つです。巨大な臥仏像や美しい庭園、タイ伝統マッサージなど、見どころが満載です。アクセス方法や注意点をしっかりと確認し、快適な観光を楽しんでください!