チャオプラヤ川には北から南にかけて38の主要な埠頭があり、それぞれに名前が付けられています。最も重要な埠頭は、バンコクのBTSサパンタクシン駅の2番出口にあるサトーン埠頭(Sathorn Pier)で、中央埠頭とも呼ばれています。ここから北には33の埠頭があり、N1、N2…N33と番号が振られています。南側はS1、S2…S4と番号が振られています。埠頭は川の右岸と左岸に分かれているため、地図を確認するとわかりやすいです。
1. 運航会社と路線の種類
チャオプラヤ川の船運航は、主に2つの会社が運営しています。1つは「チャオプラヤエクスプレスボート」、もう1つは「チャオプラヤツーリストボート」です。前者は4つの異なる路線(緑旗、黄旗、橙旗、赤旗)を運営しており、後者は観光客向けのブルーラインを運営しています。
- 赤旗(普通): ノンタブリー(N30)~サトーン(中央埠頭)
- 橙旗(特急): ノンタブリー(N30)~ワットラジシンコーン(S3)
- 黄旗(特急): ノンタブリー(N30)~サトーン(中央埠頭)~ラットプラナ(S4)※月曜日~金曜日のみ運航
- 緑旗(特急): パククレット(N33)~ノンタブリー(N30)~サトーン(中央埠頭)※月曜日~金曜日のみ運航
番号の説明:中央埠頭を起点に、北側はN1~N33、南側はS1~S4と番号が振られています。
2. 路線図
チャオプラヤエクスプレスボートの路線図は、各埠頭の位置や路線の詳細を確認するのに役立ちます。
3. 運行時刻表
各路線の運行時刻は異なりますので、事前に確認することをお勧めします。
4. 運賃
- 赤旗: 一律30バーツ(高速船は50バーツ)
- 橙旗: 一律16バーツ
- 黄旗: 一律21バーツ
- 緑旗: 距離に応じて14バーツ、21バーツ、33バーツ
チケットは各埠頭で購入できるほか、船内でも購入可能です。
5. 中央埠頭(サトーン埠頭)のアクセス
中央埠頭であるサトーン埠頭は、BTSサパンタクシン駅の2番出口から徒歩すぐの場所にあります。駅を出て階段を降り、左に進むと埠頭に到着します。
以上が2024年版のチャオプラヤエクスプレスボートの攻略情報です。バンコク観光の際にぜひご活用ください!