バンコクからホアヒンへは、フアランポーン駅(旧駅)とクルンテープアピワット中央駅(Bang Sue駅)の2つの駅から列車が運行されています。新駅であるクルンテープアピワット中央駅では、フアランポーン駅発の緑の列車(無冷房列車)も利用可能です。以下に詳細な移動方法を紹介します。
1. 無冷房列車(緑の列車)
- バンコク発ホアヒン行き: 261便、9:20発~14:15着
- ホアヒン発バンコク行き: 262便、14:30発~20:20着
- 料金: 44バーツ
- 注意点: 冷房がないため暑く、座席は自由席です。当日現地でチケットを購入できますが、快適さを求める方にはお勧めしません。
Bang Sue Railway Stationでの乗車方法
- MRTブルーラインでBang Sue駅に到着後、2番出口(Bang Sue Railway Station)を出ます。
- 長い地下通路を抜けて地上に出ます。
- Bang Sue Junctionを右手(東側)に見ながら道路を渡り、駅に入ります。
- 駅に入ったら左(北側)に進み、国旗が掲げられた建物(チケット売り場)に向かいます。
- 261便は2番ホームに停車します。列車到着前にアナウンスやスタッフの案内があるので、乗り逃す心配はありません。
列車内では進行方向に向かって座ることをお勧めします。逆方向に座ると風が弱く、蒸し暑く感じるためです。ホアヒン駅は261便の終点の1つ前の駅で、ほとんどの乗客がここで降ります。万が一乗り過ごしても、終点で262便に乗り換えて1駅戻ればホアヒンに戻れます。
2. 冷房列車(クルンテープアピワット中央駅発)
- 料金: 410バーツ
- 特徴: 無料の軽食と水が提供され、冷房が効いています。ただし、冷房が強く効くため、上着を持参することをお勧めします。
- チケット購入: 公式サイト「SRT D-Ticket」で事前予約が可能です。ホアヒン行きの冷房列車は人気が高いため、早めに予約することをお勧めします。
クルンテープアピワット中央駅での乗車方法
- MRTブルーラインでBang Sue駅に到着後、3Aまたは3B出口を出ます。
- 赤い大きな案内板に従い、3番出口とSRTレッドラインの通路を進みます。
- 約100メートル進むと、壁に赤と青の案内板が見えます。その反対側のエレベーターで地上に上がると、クルンテープアピワット中央駅に到着します。
- 駅の2階からはSRTレッドラインに乗り換え、ドンムアン空港へ行くことも可能です。
3. その他の注意点
- 車番号が200以上の列車(901~999を除く)は、当日現地の窓口でのみ購入可能で、自由席です。
- 冷房列車は時間の節約になる上、快適な移動が可能です。特に往復のチケットを事前に購入しておくことをお勧めします。
以上がバンコクからホアヒンへの鉄道交通ガイドです。快適な旅をお楽しみください!